保険診療が適用できない
インプラントは保険適用外となるため、費用がやや高額になります。ご年齢やお口の状態にもよりますが、その後数十年使う可能性を考えると、必ずしもその費用は無駄ではありません。また、歯科用ローンの利用や医療費控除も利用できますので、こうした制度を積極的に活用することで経済的負担を大きく減らすことができます。
介護を受ける場合のリスク
ご自身で食事を摂ることが難しくなっても口の中は汚れます。介護においては口腔内清掃は大変重要ですが、インプラントが入ってることによって介護者の負担になることがしばしばあります。インプラントは万能ではなく、年齢や口腔内、身体の状況によっては推奨されない場合があります。当院ではそこまで考慮してご相談いただけます。
インプラント周囲炎になるリスク
インプラントにも歯垢(プラーク)は付着します。セルフケアがしっかりできていない場合には歯周病と同じ状態になります。これがインプラント周囲炎です。ひどい場合は骨が失われてインプラントも含めて再び歯が失われます。この場合再度インプラントを入れることはほとんど不可能です。必ずメンテナンスを大切にして下さい。