小児歯科

家族のかかりつけ歯科医院

健康なお口は子どもへの贈り物

当院はお子さまもご一緒にご家族で通院される方も多くいらっしゃいます。広い駐車場や清潔なトイレ、ベビーカーのまま入れる医院づくりを大切にしていますが、実はお子さまを「楽しませる」ための特別な道具はありません。
お子さまに歯科に苦手意識をもたせないために大切なことはコミュニケーションです。まず親御さんと、お子さまの健康な発育のために協力しあう信頼関係を築くことを重視しています。親が信頼している相手でなければお子さまは安心してくれないからです。
おもちゃやオマケで釣るのではなく、お子さまの成長に合わせた関係構築で長く通っていただけるよう、医療者としてやるべきことを誠実に実行します。
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当院の小児歯科診療

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カウンセリング

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どうぞお子さまのお口についてお気軽にご相談ください。ご心配やお悩みになられていることをおうかがいし、必要な検査を行います。保護者の方と診療方針を話し合い、お子さまの成長にあわせてその時々で必要な処置ができるように計画していきます。
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痛みの少ない治療

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すべての歯科医療で言えることですが、痛みが全くない治療を目指すことが大切だと思います。現実には全く痛みがないことは難しいのですが、それでもさまざまな工夫で痛みを減らすことはできますし、匂いや味で嫌な思いをしない薬剤もあります。お口の発育を考えると、あまり大きく削ることは望ましくありませんので、慎重に治療を進めます。
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お口の発育をふまえた
矯正検討

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先進国では進学や就職に際して歯並びが重視されるということはよく知られた事実です。自覚は少ないのですが日本では8割の人が矯正治療が必要だと言われています。大人になる時に口もとにコンプレックスがなく、しっかり噛める健康な口に育てることは親からの最大のプレゼントとも言えるものです。
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セルフケアしやすい
お口づくり

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治療後もフッ素を塗布したりブラッシングの復習をしながらお子さまのお口の状態の経過をみていきます。特に生え替わったばかりの永久歯は、歯質が弱く、奥歯の溝が複雑なかたちをしており、とても虫歯になりやすい状態です。フッ素成分が配合されたレジン(白い無害の樹脂素材)でシーラントをすることもあります。

小児歯科治療のQ&A

Q.何歳から歯科に通えば良いですか?
  • 小児歯科に通い始める年齢は、一般的に1歳半を目安にするケースがほとんどです。こどもは生後6ヶ月くらいになると乳歯が生え始め、1歳半から3歳くらいまでに全ての乳歯が生えそろいます。一般的には1歳半健診で口腔内の健康状態を診断される際にフッ素塗布を行ってくれる場合もありますが、その後は定期的に歯科医院で行わなければなりません。一般的にはそれをきっかけに小児歯科に通うようになるケースが多いです。
Q.フッ素塗布は重要なのですか?
  • さまざまなお考えの方がいますが、科学的にはフッ素の効果は高く評価されています。米国では1950年代後半から60年代にかけて飲料水中のフッ化物濃度を約1ppmに調整する水道水フロリデーションが実施され、高い効果が実証されました。これを受けて1964年第52回FDI(国際歯科連盟)年次総会において「水道水フロリデーションはむし歯の発生を安全かつ経済的に抑制する手段として、現状においては最も有効な公衆衛生学的施策であることをすべての関係当局に推薦すべきことを決議する」と表明され、世界的にフッ素を用いた虫歯予防は一般的になりました。
Q.子どもが歯科医院を嫌がらないために大切なことは?
  • 当院では基本的にはお子様が泣いてしまった場合には無理矢理治療を行う、ということはしません。お子さまも5歳ぐらいになると、お子さま自身にしっかりと説明をすることで治療を受け入れてくれるようになります。ただし、お子さまの歯医者嫌いを治すためには保護者の方のご協力も必要です。「歯医者は怖いところではないという事をしっかりと説明する」「嘘をついて歯科医院に連れてこない」「なるべく午前中のご機嫌が良い時間帯に連れてくる」「泣いてしまって治療ができなくても叱らない」「ひとつでも我慢できたことを褒めてあげる」こうした工夫を大切にしてあげてください。
Q.子どものきれいな歯並びのために大切なことは?
  • 最近の子どもは昔よりも離乳食の栄養がよくなって歯が大きくなる一方で、柔らかい食質が多く噛む必要がないため顎が発達していません。そのため顎の骨に歯が並びきれない傾向があります。授乳時に乳房を深くくわえさせる、離乳食は水で流しこまないように噛める量をひと口ずつ与えるなど、幼少時の取り組みも大切です。鼻で息をしない口呼吸や食事を偏って噛む、食事の際の姿勢が悪い、うつぶせ寝や横向き寝が多い、日頃爪をかむ、頬杖をつく、などのような習慣も、噛み合せのバランスを悪くする可能性があります。一見綺麗な前歯の並びでも奥歯が噛んでいないケースは特に自覚がないため問題に気づきにくく、検査を受けなければ気づかないこともあります。歯並びは内臓への影響はもちろん、脳や精神の発達にも影響すると言われています。気になったらまず一度ご相談ください。
Q.子どもが矯正を嫌がりますがどうしたら良いでしょうか?
  • 永久歯がどの程度生えそろっているかにもよりますが、顎の発育に問題がなければ、目立たないマウスピースを使う矯正(インビザライン)もできるようになりました。食事や歯磨きの際に取り外しができることも含めてお子さまの矯正にはメリットの多い方法です。矯正治療は、親御さん自身の歯並びへの意識から伝わることも多いと言われています。親子で一緒に矯正をすることでお互い励まし合って矯正治療に向き合うことができますし、家族で長く健康に暮らせる土台になるのです。欧米では経済的に余裕がない場合も子どもに歯科矯正を受けさせるために、引っ越しをしたり、習い事の費用を治療にあてたりすることもしばしばあるそうです。それほど矯正が人生に与える影響は重視されています。日本でも、歯科医療ローンや医療費控除を利用して、生活の経済的負担が最小になるような方法で矯正治療に取り組まれる方が増えています。
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